活動内容 2025年
若手口腔外科医交流会 第3回学術集会
広島国際会議場
ダイバーシティ企画
ー 「口腔外科医のダイバーシティ-こんなキャリアもあり!?」 ー
- 座長
- 伊藤 奈々子(広島大学大学院医系科学研究科 口腔腫瘍制御学)
久保田 恵理(済衆館病院 歯科口腔外科)
歯科衛生士/疫学者の観点から考える口腔外科医のダイバーシティ
松田 悠平(島根大学医学部 歯科口腔外科学講座)
へんてこ口腔外科医が思うダイバーシティ ~海外での医療援助活動を経験して~
岸 直子(広島大学大学院医系科学研究科 口腔外科学)
第70回(公社)日本口腔外科学会総会・学術大会
福岡国際会議場、福岡サンパレス
ダイバーシティ推進委員会シンポジウム
ー 「壁を越え、共に創る多様性:リーダーたちの経験と未来へのメッセージ」 ー
- 座長
- 芳澤 享子(松本歯科大学歯学部 口腔顎顔面外科学講座)
栗林 和代(北海道大学大学院歯学研究院 口腔顎顔面外科学教室)
座長のことば
この度、第70回日本口腔外科学会総会・学術大会におけるダイバーシティ推進委員会主催シンポジウムの座長を務めさせていただきますことを、深く光栄に存じます。
ダイバーシティ推進委員会では第67回総会より毎年、現代社会において極めて重要なテーマであるダイバーシティ推進に焦点を当てたシンポジウムを開催しております。今回はリアルタイムアンケートを導入し、聴衆の皆様からのご意見や疑問を議論に反映させながら、「壁を越え、共に創る多様性:リーダーたちの経験と未来へのメッセージ」をテーマとしてフリートーク形式でセッションを進行する運びとなりました。このような形式は初の試みであり、至らぬ点があるかもしれませんが、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
ご登壇いただきます3名の先生方には、これまでの豊富なご経験に基づいた率直なご発言を賜りますことを心待ちにしております。特に、組織運営やダイバーシティ推進において直面された課題、そしてそれらに対する忌憚のないご意見やご提言は、今後の学会および口腔外科の発展に貴重な示唆を与えるものと確信しております。
ご多忙の中、ご快諾くださいましたシンポジストの先生方に深く感謝申し上げますとともに、本シンポジウムが、共に新たな口腔外科の未来を創造していくための、活発かつ実り多い議論の場となることを期待いたします。聴衆の皆様にとりましても、示唆に富む貴重な時間となることを切に願っております。
GE-1「多様性の実現に向けて:委員会のこれまでと今後の展望」
演者:芳澤 享子(松本歯科大学歯学部 口腔顎顔面外科学講座)
2022年4月に(公社)日本口腔外科学会ダイバーシティ推進委員会が新設されました。設立当初からの3年間は、日比英晴初代委員長のもと、男女共同参画を主な目的とし、女性口腔外科医がライフイベントと向き合いながらキャリアを継続するための方策を検討してきました。第67回総会・学術大会より委員会主催のシンポジウムを開催し、現状の把握や組織・個人の取り組みを紹介、2023年には会員に対して意識・実態調査を実施し、第68回シンポジウムにおいてその結果を報告するとともに、パク・スックチャ先生に「アンコンシャスバイアス」についてご講演いただきました。
2024年からは対象を女性に限定せず、ライフイベントや働き方改革は男性にとっても重要な課題であるという視点から、第69回総会・学術大会では男性口腔外科医による育休経験の発表や、池田史代先生より「科学の発展と多様性」に関してご講演いただきました。また、若手口腔外科医交流会(第1回・第2回)では、委員会企画として「子育てと仕事の両立」をテーマにシンポジウムを開催し、参加者インタビューも実施しました(ホームページに掲載中)。
このように活動の幅が広がる中、会員の注目度も徐々に高まり、各種イベントの参加者も増加しています。今後も会員の皆様の率直な声を収集し、活動に反映してまいります。第70回総会・学術大会では本シンポジウムに加え、ランチョンセミナーや展示ブース出展を通じてご意見を頂戴する予定です。今後は産休・育休世代に限らず、シニア世代の活躍支援や、留学生への対応なども視野に入れ、取り組んでまいります。
GE-2
演者:池邉 哲郎(福岡歯科大学 口腔・顎顔面外科学講座)
GE-3
演者:佐々木 朗((公財)大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 歯科)
GE-4
演者:小林 正治(新潟大学)
ランチョンセミナー3
ー 「学会員アンケートから読み解く口腔外科の未来―現場の声を聴くランチョンセミナー」 ー
- 座長
- 石橋 美樹(大阪国際がんセンター がんオーラルケア・歯科口腔外科)
- 演者
- 吉岡 徳枝(岡山大学学術研究院医療開発領域 口腔外科(口腔顎顔面外科部門))
芳澤 享子(松本歯科大学歯学部 口腔顎顔面外科学講座)
ダイバーシティ、ワークライフバランス、キャリア形成といったキーワードは、現在では日常的に目にするようになっています。日本口腔外科学会でもこれらのテーマに積極的に取り組んできました。2016年に開催された第61回日本口腔外科学会総会・学術大会では、女性口腔外科医のキャリア形成と継続的な活躍をテーマにしたシンポジウムが初めて開催され、その後もシンポジウムやワークショップを通じて議論を重ねてきました。その活動を踏まえ、2022年4月1日には学会内にダイバーシティ推進委員会が設置されました。
2023年には委員会主導のもと、学会正会員を対象に「働き方やダイバーシティについての意識・実態調査」のWebアンケートが実施され、その概要は第68回日本口腔外科学会総会・学術大会のシンポジウムで報告されています。しかし、シンポジウムという限られた形式のため、学会参加者からの率直な意見や感想を十分に収集できず、課題共有や深い議論の場を設けることが困難でした。
本セミナーでは、改めて2023年のアンケート結果を詳細に報告するとともに、口腔外科領域における多様性推進の現状と課題を広く共有することを目的としています。ランチョンセミナーならではのリラックスした雰囲気のなかで、より自由で率直な意見交換を行い、今後の委員会活動やホームページのコンテンツ充実に活かしていきたいと考えています。
2024年8月31日現在、日本口腔外科学会正会員数は11,385名となりました。口腔外科医として、会員一人ひとりがそれぞれの立場で生き生きと活躍できる環境づくりを、ぜひ私たちと一緒に目指していきましょう。

