委員長挨拶
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日本口腔外科学会ダイバーシティ推進委員会委員長
芳澤 享子
このたび、日本口腔外科学会ダイバーシティ推進委員会の委員長を拝命いたしました。この重要な役割を担うにあたり、身の引き締まる思いとともに、微力ながらも誠心誠意取り組んでまいる所存です。
近年、医療界においても「ダイバーシティ(多様性)」の尊重が強く求められるようになってまいりました。特に、女性口腔外科医が結婚・出産・育児といったライフイベントと向き合いながらも、キャリアを継続できる環境の整備は重要な課題です。これは女性に限らず、介護や育児などを担う男性口腔外科医にとっても同様であり、すべての医療従事者が自らのライフステージに応じて、安心して専門性を発揮できる体制づくりが求められています。
ダイバーシティ推進委員会では、性別や世代を問わず、多様な働き方やキャリア形成が可能となるような取り組みを推進してまいります。同時に、私たちが携わる口腔外科のやりがいや魅力を、次世代に向けて発信し続けることも大切な使命と考えています。多様な価値観を尊重し合いながら、安心して長く働ける環境の中でこそ、口腔外科医としての専門性と情熱がより深く育まれると信じています。
すべての会員が能力を最大限に発揮し、誇りをもって活躍できる学会を目指して、引き続き努力してまいります。今後とも皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。