設立経緯とその歩み

設立経緯

近年、「ダイバーシティ&インクルージョン」という概念が世界的な広まりをみせ、それに関する取り組みがあらゆる分野で進み始めています。「ダイバーシティ」とは属性の異なる人が組織の中に混在している状態を意味する用語ですが、それらの人たちの能力を生かすまでには至らない状態をも意味します。そのため、多様な属性の人材を受け入れ、個性を尊重しあい、組織の成長と個人の幸福につなげることが重要であり、その手法を「ダイバーシティ&インクルージョン」と定義されています。

本学会では、第61回、第62回および第63回(公社)日本口腔外科学会総会・学術集会において、女性口腔外科医のキャリア形成や継続的な活躍を目的としたシンポジウム、ワークショップが開催されてきました。特に第62回シンポジウムの内容は、本学会雑誌64巻9号において報告されていますが、そこで行われた女性口腔外科医に対するアンケート調査結果より、育児、介護などと仕事との両立の困難さを感じている女性口腔外科医が多いことが明らかとなり、さらには、仕事を継続していく上での問題点や対策案および本学会への要望なども提示されました。

このように、世界的な潮流だけでなく、会員それぞれの立場から学会に対する要望も大きいことから、2022年4月に本学会においても「ダイバーシティ推進委員会」が設置され、女性口腔外科医の活躍推進を中心とした活動を始めています。

これまでの歩み

2016年

2016年11月27日

第61回(公社)日本口腔外科学会総会・学術集会
シンポジウム3「女性口腔外科医のために」
座長
栗田 賢一、柳井 智恵
演者
MILLESI Gabriele A、 前田 耕太郎

2017年

2017年10月21日

第62回(公社)日本口腔外科学会総会・学術集会
シンポジウム3「女性口腔外科医のためにPartⅡ」
座長
栗田 賢一、矢郷 香
演者
吉岡 徳枝、柳井 智恵、佐藤(栗林) 和代、秋田 貴子、矢郷 香

論文

1)矢郷 香

女性口腔外科医のためにPartⅡ

女性口腔外科医のためのシンポジウム −仕事を継続していくにあたっての問題点と支援−

2)吉岡 徳枝、佐々木 朗、柴田 敏之、栗田 賢一、古郷 幹彦

女性口腔外科医のためにPartⅡ

女性口腔外科医のためのシンポジウム 女性口腔外科医のキャリアに対する自覚と意思に関するアンケート調査

2018年

2018年11月4日

第63回(公社)日本口腔外科学会総会・学術大会
公募ワークショップ4「女性口腔外科医であり続けるために-キャリアアップと多様性」
座長
芳澤 享子、佐々木 朗
演者
矢郷 香、小枝(小栗) 聡子、芳澤 享子

2022年

2022年4月1日

(公社)日本口腔外科学会ダイバーシティ推進委員会設立

2022年11月5日

第67回(公社)日本口腔外科学会総会・学術集会
ダイバーシティ推進委員会シンポジウム「男女共同参画の現状」
座長
日比 英晴、芳澤 享子
演者
芳澤 享子、久保田 恵理、大場 誠吾、石橋 美樹